朝寝坊したときの夢です。
滅多に寝坊することはないですが、寝坊しても遅刻しないような時間に寝ていますので問題ありません。
朝派なんですよね。でも1日がもう2時間くらい長くなってくれたら有意義な生活が送れそうなんだけどなぁ。
夢の中での魚は思い通りに釣れるのか?
5段くらいの階段状の段差を下るとコンクリートの波止になっていて、釣り場としては釣りやすそうな場所である。
まだ他に釣り人もいない。
メンバーの中には子供連れの家族もいたので、ここなら安心して釣りができそうだ。
湾内の釣り場で対岸が見えるが、200m以上は離れていそうなので、全力で投げ釣りしても向こう岸へは届かないだろう。
メンバーの何人かが竿を準備しだした。
しかし私はあまり乗り気ではなく、竿も車の中に置いてきたままだった。
はじめて来た場所なので、とりあえずぐるっとこの辺りを散歩してみようと思った。
降りてきた段差をまた上って行くと、すぐのところに幅2m程度の溝というか隙間があった。
そこにも海水が流れ込んでいる。
見下ろしてみると、スズキのような大きな魚影が何匹か見て取れた。
たしかにスズキは材木置き場などの影になった狭い空間を好む習性がある。それでこんな溝みたいなところに来ているのかもしれないなと思った。
しかし、上から魚影を見てもちょっと魚体の表面がボロボロな感じがした。弱っているからなのか、こんな溝に住んでいるからなのか…いずれにしてもこんな有様じゃ釣り上げたところで食べる気にはなれない。
そもそもこちらから見えているということは、魚からも見えているので釣り上げにくいのだ。
暇つぶしに挑戦してみてもいいのだが…迷ったが竿もまだ車の中に置いたままだし、とりあえずみんなのところへ戻ることにした。
といってもそれほど離れたところに来たわけではない。
振り返って少し歩けばみんながいる釣り場まではすぐなのだが、いつの間にやら他にも人がたくさん集まって来ていたようだ。
段差には腰を掛けて座っている人たちまでいるし、釣り人もけっこう賑わっていた。
その釣り人たちの中から一緒に来ていた直樹をみつけた。
直樹は竿を2本だして釣りを始めていたようだ。
どうやらまだなにも釣れていないみたいである。周りの人も全然釣れていないとのことだった。
釣れていないということであればと、先ほどのスズキの話をしてみた。
彼の性格からすると、話に乗ってくるとは思えなかったのだが、意外にも興味を持っているようだ。
そのくらい釣れていなくて暇だということなのかもしれない。
竿を1本だけ持ち、スズキのいる溝へと直樹と一緒に戻ってみた。
そうするとこちらにもけっこう人が増えており、みんな魚影を見ていろいろと話しているようだ。
直樹と一緒に溝を覗いてみたが、持ってきた竿はスズキ用ではないのでちょっと無理かもしれないと言うことだった。
私もその見解には同意だった。
ここでなぜか直樹がやる気をだしてしまい、車まで戻って私の竿を持ってきてくれると言うのだ。
たしかに私の竿はスズキ用のシーバスロッドではあった。
しかし、けっこうギャラリーもいるこの状況…シーバスロッドまで持ち出してガチでやるのは恥ずかしと思った。
だが直樹はやる気満々で車へと竿を取りに行ってしまった。
残された私は、スズキを見下ろしている他の人たちと一緒に海面を眺めていた。
やはり他の人も見えている魚は意外と釣りにくいということを分かっているようだ。
釣ろうと考える人はいない。
それに釣ろうとする人を馬鹿にしたようなことまで話している。
これはまずい。
直樹が竿を持って戻ってきたら、いい笑いものとなってしまう。
私はなんとなく直樹が持ってきていた竿で挑戦してみようかと思った。
この竿なら専用の竿じゃないから、釣れなくても当たり前である。
これで失敗してもメンツは守れるんじゃないか?と打算的な考えを持ってしまった。
そして仕掛けを投げてみることにした。
ギャラリー達はそれに反応して、『無理だって』とひやかしの言葉を投げかけてくる。
その言葉に私は逆にやる気になってしまった。
仕掛けを海面へ落すと、なぜかカエル型のフローティングルアーだった。
スズキはルアーで釣ることが多いので、むしろスズキ向きと言えるのかもしれないが、ブラックバスじゃあるまいしカエル型はどうなんだろう?
自分で投げた仕掛けなのに戸惑ったのだが、ちょうど魚のいるいい場所に落ちた。
フローティングなのでルアーは沈まない。
海面に浮かんでいるルアー目掛けて、大きな魚影が上昇してきた。
そしてルアーに食らいつき、一発の挑戦で釣れてしまったのだ。
しかし、取り込むまで油断はできない。
ルアーに食いついてからもあまり暴れないようだったので、私は溝にかかっている橋のほうへと魚を巻き上げて降ろした。
釣り上げてみると、それはスズキではなかった。
コブダイに似ているが、でっぷりとした魚体のコブダイよりもさらにでっぷりとしている。
色は青くこれまたアオブダイのような感じだ。
アニメのワンピースに出てきそうな魚だなと思った。
とにかく気味が悪いが大物だ。
大きさは70cmあるかどうかというところかもしれないが、重さにすれば1m級のスズキよりもきっと重いだろう。
お腹がパンパンに張っていて特徴的だった。
釣った私も驚いていたが、周りのみんなも驚いていた。
そんなときに直樹が戻ってきたのだ。
なんとも間の悪い、そして勝手に釣り上げてしまってバツも悪かった。
しかし直樹も釣れた魚には驚いていた。
直樹と一緒に魚をぐるぐると回しながら調べていたのだが、大きな口の中になにかいろいろ詰まっていることに気が付いた。
海に落ちたものを何か飲み込んでいったのかもしれない。
この魚をどうするかと考えたのが、そのとき直樹がナイフを取り出した。
そして「とりあえずこの魚の腹を裂こう」と言い出したのだ。
たしかに口の中にあるものも気になるが、飲み込んだのならばお腹の中にもなにかあるかもしれない。
そのくらいパンパンに張ったお腹をした魚だったのだ。
もしかすると金めのものもあるかもしれない…そう考えても仕方ない。
しかし、いきなりお腹を裂こうとする直樹の行動は大胆だなと思った。
ここで自然と目が覚めたのですが、5時17分になっていました。
普段は5時にスマホのアラームを仕掛けているのに不思議です。
アラームを止めた記憶もないし、どうしてなんでしょう?
たまにこういうことがあるのですが、スマホが本当に鳴らなかったのか?知らないうちに消してしまったのか?
覚えていた夢の長さからすると、5時にアラームが鳴って消してから寝落ちしたと考えたほうがいいのかな?
よくみる釣りの夢
書き上げてみると思った以上に長い(笑)。
釣りは愛媛に住んでいたときによくやっていたので、それなりに思うところがあったのかもしれません。
詳しいことこそ詳しい分析ができるというところでしょうか。
釣りの夢はよくみますね。今は釣りに行かなくなったので、釣りの解放感を夢の中で楽しめるのはありがたいです。
しかし夢の中で魚が釣れることは珍しいんじゃないかな?
残念ながら、釣りの醍醐味である魚の力強い引きのようなものは感じられませんでした。
釣り場所も知らないところでしたね。
一緒に釣りに行ったメンバーは誰?
最初に10人くらいで釣りに来たということになっていますが、誰だったのか?どういう関係だったのか?まったく心当たりがないですね。
直樹がでてきたのも、釣り場に戻ってきたときに直樹だと認識できただけで、本当に最初からいたメンバーなのかはわかりません。
ただなんとなく、ハイエースのような大型のワゴン車で来たんじゃないかなという記憶があります。
自分の竿はそのワゴン車の中に置いてあるという認識でした。
直樹とは?
直樹は幼稚園からの幼馴染ですね。同い年で近所に住んでました。
よくある苗字なので、ここでは直樹としておかなければ、数年後に私がこの記事を読んだときに誰なのかわからなくなってしまうような気がしました。
今回は直樹らしからぬ行動もしていますしね。最後には生きている魚の腹を、いきなりナイフで開けようなんてしていましたから。
直樹とは中学生までは同じ学校へ行き、高校の時も2回くらい会ったかな。
最後に会ったのは1年浪人した予備校生の時ですね。同じ予備校にいてびっくりしました(笑)。
まぁその時が最後になるので、夢の中の見た目は二十歳前後というところでしたね。
私は夢の中では25歳くらいの設定だったかな?
釣り上げたアオブダイのような魚について
アオブダイのフリーイラストがあったのですが、誇張されて表現されているぶん私の夢にでてきた魚に近い魚体になっています。
調べてみたら、アオブダイはスズキ目ベラ亜目ブダイ科でスズキ目という点では合っていたのかな?
とはいえスズキ目は魚の中で一番多い種類らしいので、スズキとは全く関係ないのかもしれません。
ブダイがベラの仲間であることは知っていましたね。
大きさはかなり違っても、歯とか鱗のテカリ具合はベラっぽいですから。